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2017年 09月 23日
昨晩は、大雨のなか、青山のスパイラル5階ミナ・ペルフォネンのお店
「Call」で開催された、
沖縄県南城市の予約制の小さなレストラン「胃袋」関根麻子さんの お食事会に行ってきました。 題して「南国の秋風 ふたつの場所と季節が重なる四日間」の2晩目。 不便な場所にもかかわらず、予約のとれない店として知られる「胃袋」。 ずっと行きたいと思っていたのに、 なかなかチャンスがなかったお料理が近所で楽しめるなんて! 甘いショウガの切片が底に沈んでいて、 そこからシュワシュワと細かな泡が立ち上がります。 まずは「ひとつ」目。 「夏の思い出のお皿」と名付けられた淡雪のようなこれは…? シークヮサーの香りのムースでした。 そして中を開けるとゴーヤーと梅砂糖漬けのマリネが顔を覗かせます。 さっぱりあっさり味で、ゴーヤーのほろ苦さがアクセントです。 サクサクしたクルトンのような役割を果たします。 デーンと乗った存在感のある植物はドラゴンフルーツの花のフリットでした。 そして「みっつ」目のお皿は「秋色のお皿」と題した魚料理。 イサキの身にレモングラスを突き刺して、 お腹にはコブミカンの葉をぎっしり詰めてローストした一品。 ブドウやプラムを添えたソースやパクチーとも相まって、 思いがけない美味しさに感激しました。 お皿がサービスされると、関根さんがテーブルを回ってお料理の説明をします。 多分、関根さんは感性のままに素材と向き合って料理してきた方に違いない。 ◯◯料理を修業した、という縛りのない自由で大らかで独創的なお料理です。 「よっつ」目は「夜長へむかうお皿」。肉料理です。 中味、青レモン入りソーセージが添えられています。 長命草、ハンダマ、菊、そして渋皮つきの栗を揚げて パルミジャーノレッジャーノを雪のように降らせたものが頂上に鎮座しています。 ボリュームたっぷりではあるけれど、蒸し肉なので案外さっぱりいただけます。 沖縄は蒸す料理は少ない(ミヌダルくらいか?)けれど、 栄養過多が問題になっている昨今、見直していい調理法ですね。 最後の「いつつ」目のお皿は「南国のあまいお皿」。 パイナップルとミント?のソルベ、そしてパッションケーキに 沖縄シナモン(カラギ)風味の甘いソースをを纏わせたもの。 カカオニブとナゾの苦い実がトッピングされています。 そしてコーヒーやハーブティがサービスされて宴はお開きに。 まさに胃袋がはち切れそうな幸せな夜でした。 南城市にある「胃袋」の空間は、 調理場の窓から見えるジャングルのような緑を楽しみつつ、 ロウソクの灯りだけで食す空間だとか。 今度こそは「胃袋」で我が胃袋を満足させたい、 と思わせる夢の一夜でした。 #
by gallery-como
| 2017-09-23 23:01
| 美味しい店
2017年 04月 05日
久々の投稿です。
ブログを放置している間に投稿システムがすっかり変わっていたようです。 2017年4月13日(木)〜19日(水)まで、 「石と銀の装身具」宮本紀子さんの個展を開催します。 無休で、昼12時〜午後7時まで(最終日の19日は午後5時まで) イタリア語で「これ、あなたにとっても似合ってる!」という意味だそうです。 宮本さん自身が研磨した天然石とシルバーのアクセサリーはどれも一点物。 シンデレラのようにあなたに似合うものをじっくり楽しんで見つけてほしいという 宮本さんの思いからつけられたタイトルです。 #
by gallery-como
| 2017-04-05 08:58
| gallery como
2015年 07月 16日
今春、国画会展で大賞を受賞した下地さん。沖縄の海をイメージした、細番手の強撚糸を使った力作が評価されてのことでした。チュラカーギ(美人)のわりに写真嫌いの下地さん。なかなかいい写真がみつかりません。下は2013年夏にcomoで開催した初個展「真東風(まこち)」のときのものです。 首里で生まれ、首里高校染織科を卒業し、県立芸大染織科の一期生となる。そのままいけば、伝統の首里織の世界につき進んでいきそうな経歴をカーブさせ、大学卒業後、下地さんが向かったのはファッション界でした。人気のブランド、ムッシュニコルの生地企画部門で働き始め、ショーのために日本の布の産地でいい生地をたくさん見て歩いたのが、大きな財産になっているといいます。ときはバブル。贅を尽くし、凝りに凝った布が作られていた時代です。 結婚後、子育てをしながら、布企画の仕事をする夫を助けて、コム・デ・ギャルソン、ヨーガン・レール…といった名だたるブランドの生地のためのサンプル織の仕事に従事。一方で、「もう一度、きちんと学び直そう」と、国画会会員の清水昌子さんの工房に3年ほど通い、「いつか自分の工房を持ちたい」と密かに心に決めていたそうです。 念願がかなったのは、わずか5年ほど前のこと。神奈川の自宅近くに小さなスペースを借りて「URIZUN工房」をスタートさせました。 いつの間にか関東での生活が長くなった下地さんですが、工房名や作品タイトルからも、故郷・沖縄への想いが強く感じられます。辺野古の美しい海に想を得た、碧海を思わせるストールなど、見応えのある作品がcomoに並びます。 #
by gallery-como
| 2015-07-16 08:49
| gallery como
2015年 07月 15日
「そもそも民芸が好きだった」というよぎさん。沖縄県立芸大の陶芸科で、地元、沖縄陶芸界の風雲児、大嶺實清さんや、伝統の壺屋焼をベースにした職人気質の器作りを続ける島袋常秀さんに、大いに影響を受けたそうです。
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by gallery-como
| 2015-07-15 10:01
| gallery como
2015年 07月 12日
琉球王国時代、王家の居城があった古都、首里。ゆいレール儀保駅のほど近くに「ci.cafu」の工房がある。
ちなみに工房名は造語で、ciはイタリア語で「そこに」「私たちに」の意、cafuは島言葉で「果報」「幸せ」を意味するそう。小さな工房では、金工作家の喜舎場智子さんと相棒の平澤尚子さんが制作の真っ最中。右が喜舎場さん。左の平澤さんは大阪出身で、沖縄に来て9年になるそうです。 #
by gallery-como
| 2015-07-12 15:16
| gallery como
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